アトランタ名物料理
南部家庭料理」といわれるメニューを見ると、Traditional Southern Styleといわれるものが多いです。野菜や豆をコトコト煮たものやキャセロールに入れてオーブンで煮込みながら焼く、グラタン風メニューも豊富です。でも、いたって安価なものばかり。染み込んだだしがじゅわぁっとくる食感のものが多く、また、一度に多種類を食べたい日本人の欲求を刺激します。
- 南部風フライドチキン
- バーベキューポーク
- キャットフィッシュフライ(なまずのフライ)
- グリッツ (荒挽きトウモロコシのお粥)
- コーンブレッド
- フライドオクラ
- カラードグリーン(コトコト1時間以上煮込んだ青菜)
コーンブレッドは、トウモロコシの粗挽き粉コーンミールと小麦粉に、卵バターミルクまたは牛乳を混ぜ、重曹もしくはベーキングパウダーを加えてオーブンで焼いたパンです。 カラードグリーン同様、南部料理の付け合せによく登場します。 「古き良き南部」の味を是非楽しんでみてください。
レストラン事情
日本とアメリカでは、レストランもちょっと事情が違います。レストランでも、ファストフードの店でも、個人の好みを細かく聞かれる傾向があります。ステーキの焼き具合を、rare,medium rare, medium, well done と注文するのは、ご存じだと思いますが、その他、付け合せのポテト料理についても、よく聞かれます。
●French fries | 日本では 「フライド・ポテト」と呼んでいるのがこれです。 |
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●Baked | 皮ごとオーブンに入れて焼いたものです。バターやサワークリームを乗せて食べるので、それについてもどうするか聞かれることがあります。 |
●Mashed | マッシュ・ポテトのことです。 |
●Hashed brown | 細い千切りにしたポテトを、形よくまとめたもの。朝食用に出ることが多いです。 |
サラダを注文した場合はドレッシング。
●French | 日本で言うフレンチドレッシングとはだいぶ違い、オレンジ色で甘味があり,とろっとしたタイプです。 |
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●Italian | ガーリックやオニオンなどのみじん切り、ハーブ類も混ざった、さらっとしたタイプ。シェイクしてよく混ぜ合わせます。 |
●Thousand island | 玉ねぎや、ピクルス、赤ピーマンなどのみじん切りが入った、クリーミータイプ。 |
●Blue cheese | ちょっとくせがあるブルーチーズ入り。 |
●Ranch | 白いクリーム色で、とろっとしています。くせがなく、誰にでも好まれるタイプ。 |
自分の好みを主張するのもアメリカ流、どのような選択肢があるのか、覚えておいた方が良いですね。
レストランTips
アメリカ生活で覚えておいたほうが良い、ちょっとしたレストランでの知識
予約のおすすめ
私自身は事前に食事をする予定がある場合には、必ず予約を入れます。
レストランの予約は、基本的にリスクはありません。ホテル、ミュージカル、野球観戦などは予約したら必ず行かなければいけませんが、 もしいけなくなっても、 "I'd like to cancel."(キャンセルしたいのですが。)といって、 電話一本連絡してあげればに "Thank you for calling"(お電話ありがとうございます。)といって、 ありがたがられるくらいです。
予約の電話を入れれば、せっかくお店に行ったのに休日だったとか、また違うお店を探さなくちゃいけないなぞという、手間も省けますし、時間の節約にもなります。
Happy Hour
早めの時間帯(例えば午後4時~6時までなど)に限り、アペタイザーが半額になったりドリンク(お酒)が安くなったりするサービスを設けているレストランがあります。これを Happy Hour といいます。
時間帯やサービスの内容はお店によって異なりますが、目当てのレストランがあれば、Happy Hour があるかどうか尋ねてみるといいでしょう。ジョージア州ではアルコールのHappy Hourは禁止されています。
Smoking or Non?
アトランタに限らず、全米どこへ出かけてもレストランやカフェは Non Smoking が基本です。
2005年に制定された禁煙法
The GA Smoke-free Air Act of 2005 により、公共の閉ざされた(室内)場所でのタバコの喫煙はすべて禁止になりました。 カリフォルニアでは、レストランの外・ビーチでも禁止です。
Photo ID
アメリカでは21歳未満は飲酒禁止となっています。年齢を問わずお酒を飲むとき・買うときは必ず Photo ID の提示を求められます。ドライバーズライセンスなどの写真付身分証明書(旅行者の場合はパスポート)は常に携帯するようにしましょう。
もし年齢を偽って飲酒をした場合、最悪は刑務所行きです。店側にも厳しい処分が科せられます。公共の場での飲酒も禁止されています。
Doggy Bag
Doggy Bag というのは、レストランで食事をして食べきれなかったものを家に持ち帰るための"お持ち帰り袋"です。もともとは、犬に食べさせると言い訳して残り物を持ち帰るのに使っていたそうです。
必要な時は "Box (or Container),please" もしくは、より丁寧な言い方で、 "Can I have a box to go?" といいます。
Checkの確認
アメリカではレストランで食事をした場合は、テーブルで支払いを済ませるのが一般的です。
座ったテーブル担当のウェイター・ウェイトレスに "Check please" と言えば、注文内容の詳細が明記された勘定書を持ってきてくれますので、 内容を確認しましょう。ごくまれなことですが、注文をしていないものをチャージされていることがあります。
また、たまに(特に観光地などで)既にチップ "Gratuity included" が含まれていることがあります。これが妥当な金額であれば二重払いする必要はありません。
Tip (チップ)
チップ(Tip または Gratuity)は、ウェイター・ウェイトレスのサービスに対して払うお金です。
サービスに不満であれば払う必要はないとはいいますが、収入の大部分をチップに頼っているのが現状なので、アメリカではチップを支払うのが一般的です。金額の目安は課税前合計金額の15~20%が最近の相場で、最終的には個人の気持ち(サービスにいかに満足したか)に依存しまています。
しかし、チップが中途半端に少ないのは、チップの習慣がなく支払いに慣れていないと思われて、お店の人にクレームを受ける場合もあるようです。よほどの事がなければやはり最低ラインの15%は支払うようにしたいです。
Tip (チップ)の払い方
飲食代の支払いにクレジットカードを使用する時は、チップもクレジットカードで支払うことができます。
Check を受け取って内容を確認後、担当のウェイター・ウェイトレスにクレジットカードを渡すと、カードの返却と同時にカード払い用のレシートを持ってきてくれます。 このレシートの料金欄の下にある Tip(Gratuity) 欄に金額を書き込み、 Total と書かれた合計欄にチップ込みの合計金額を書き入れます。
チップだけを現金で払いたい場合は、テーブルにカード払い用のレシート(店側控え)と一緒にチップを置けばよいです。
飲食代とチップを全て現金で支払う場合は、お釣りが不要であればテーブルの上に合計金額分を置いて席を立ってもかまいません。 席を立つ前にウェイター・ウェイトレスがお金を取りにきたら、 "Keep the change" (お釣りはとっておいてください)と言えばよいです。
お釣りが必要の場合は、釣り銭を受け取った後にテーブルの上にチップを置きます。
グルメリンク
- OpenTable
レストランのオンライン予約サイト。ページを通じて予約することで毎回100ポイント貯まり、1000ポイント以上でレストラン利用券と交換できる。使いやすいサイトでAvailabilityが一目でわかるので、非常に便利。